ジャンク品 TERUZO ルーフボックス修理奮闘記

2002年はルアー釣りにハマッてしまってジムニーで海へ出かけていました。
軽自動車とほとんど車内の広さが変わらないので買ってすぐに後部座席も取り去り2シーターにしていますが、タモや釣竿は2ピースロッドなので斜めにしないと車内に入らない。無理矢理入れるとシートが倒せないので仮眠が取れない。
悩んだあげくルーフキャリアをつけることにしました。(当然中古)
さっそくYAHOO AUCTIONで見てみると、中古なのに結構値段するよな〜、まあ12月だしなあ。
いいのないかなーと見ていたら、ありました。
TERZO ルーフボックスCOMPACT ジャンク品  1円スタート!!
結局\5250で落札しました。出品者がとても親切な方で梱包から発送までこちらのわがままを聞いていただきました。感謝!!。

数日で玄関に大きな荷物がとどきました。送料は東京都内から岡山県新見市までヤマト便で\4,500-でした。トータル¥10,000位でした。ちょうど正月ヒマだし直してみることに。

   

よく見てみると結構割れてますねえ。欠けてしまって部品ないところもありますねえ。


 

今回も登場しました。プラリペア(左)

■ABS樹脂
■ポリカーボネート樹脂
■スチロール樹脂
■FRP(ポリエステル樹脂)
■アクリル樹脂
■塩化ビニール樹脂
●アルミ
●木
●石
●陶器


プラリペアはもともと歯科医の方々が患者さんの歯の欠けなどを埋める素材としてスタートしたそうです。
などなど、ほとんどのものが5分程度で接着できちゃうんですねー。
とりあえずテストを兼ねて後ろのきれいに割れた部分をつけてみることにして見ます。ハンズで買った注射器に液を入れて割れ目に流してみます。(右)

なんと!このページがメーカー様からリンクされました。 http://www.plarepair.net/link.htm


  

CASIOのデジカメQV-2800UXのマクロモードで撮りました。1センチまで近寄れます。ごらんの通り液が周りの樹脂を溶かして化学結合(付着接着)するようです。(左)
あれれ、結構きれいについちゃったよ。
軽くたたいてショックを与えてみましたが大丈夫なようです。(右)


 

内側からみるとこんなかんじです。穴の手前まではちゃんとついているようです。(左)
でもこれじゃあ強度が出ないから内側にリューターで溝を掘ってそこにプラリペアを流し込んで埋めてみました。(右)


  

表はこんなかんじになってしまいました。ぶつけた時の衝撃でひん曲がってます。元に戻らないので裏同様プラリペアで埋めて削ることにします。


  

段差を手作業ではつらいのでPROXONのマイクロ・オービタルサンダー(約\10,000-)でラクラクペーパーがけ。ジェットスキーの修理に買ったのですが、このメーカーの道具はしっかりしていてサイズも大きすぎずとても重宝しています。リューターも今まで買ったなかでは一番良かったです。
素人作業なんで見た目より強度重視(?)ということで…。このままでも十分機能しますが時間ができたらもう少し丁寧に仕上げてみようかと思ってます。